・入社したばかりで退職を言いづらい...
・退職代行って実際どうなの?
・本当に音沙汰なく退職できる?
こんな想いに応えていきます!
「退職代行を使ってみたいけど、本当に上司や同僚に会わず当日に退職できるのか?」と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
結論、ちゃんとした退職代行を使って職場先と揉めることなく穏便に辞めることができました。
実際に僕も退職代行を使う直前まで不安でいっぱいでしたが、退職代行社から会社に電話した日から会社に行かなくてもよく、会社からの貸与物もスムーズに郵送で返却することができました。
本記事では、下記についてまとめています。
・失敗しない退職代行社の選び方
・退職代行の申し込みや料金の支払い方法
・会社を退職するまでの実際の流れ
・おすすめの退職代行社
退職代行を検討中の方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
Contents
退職代行とは?
退職代行とは、労働者(僕たち)に代わって弁護士や代行業者が会社に退職の意思を伝えるサービスのこと。
「退職したいのに会社が辞めさせてくれない」「入社ばかりで辞めると言いづらい...」など、このような悩みを抱える労働者に代わって、退職届の提出や貸与物の返却・退職金や給与の支払いなど細かいことも手続きしてくれます。
退職の成功率
結論、退職代行を使ったからと言って退職できる成功率は100%ではありません。
「退職成功率100%!」と謳っている業者も多いですが、悪徳業者に依頼してしまうと希望通りに退職できず、会社と揉めるケースもあります。
なので、しっかりした退職代行サービスを選ぶ必要があります。
退職代行の料金相場
結論、2万円~10万円と料金相場の幅が広いです。依頼先によって料金設定が異なるからです。
▼退職代行の料金相場まとめ▼
民間企業 | 労働組合 | 法律事務所 | |
料金相場 | 2万円~3万円 | 2.5万円~3万円 | 3万円~10万円 |
料金が安いからと言って、”良いサービス”とは限りません。かと言って、高いサービス=高品質のサービスとも限りません。
中には悪徳業者も含まれています。失敗しない選び方は後ほど紹介していきますね。
退職代行を使ってみた感想
実際に僕は退職代行を使って会社を辞めたことがあるので、その感想をお話しますね。
なぜ退職代行を使ったのか経緯から話します。
転職して入社4ヶ月目で課長に退職したいと伝える→部長・課長と3者面談を実施され、引き止めと説教を受ける→希望退職月の+1ヶ月後に退職することに合意→課長は僕への当たりが露骨に強くなる→僕がコロナにかかるも仕事を振られる→退職代行を使う→使ったその日に無事退職
実際に退職代行社から会社に退職した「当日のやりとり」は下記になります。
希望退職日にしっかりと退職の旨を伝えいただき、意外とあっさり終わりました!
この後は、退職後の手続きを退職代行社経由で行っていきます!
メリット
退職代行を使ってみて、メリットを紹介しますね。
僕の場合、法律事務所に属している弁護士の方に依頼しました。
退職代行を使って良かったこと
・退職希望日にスムーズに退職できた
・LINEのやり取りのため手軽にできる
・不明点や不安なことは全て解消してくれる
・上司や先輩に会うことはないのでスッキリした気持ちになる
・給料の支払いや有給消化の交渉もしてくれた
精神的にキツかった当時の僕にとって、メリットしかありませんでした。
退職を伝えた後は、離職票や源泉徴収票など退職後に必要な書類も郵送で送ってもらうように会社の人事に伝えてくれました。
デメリット
続いて、退職代行社を使ってみたデメリットを紹介しますね。
デメリット
・依頼料として3万円支払った
・退職後、会社に対して罪悪感が残った
僕は法律事務所に依頼して「3万円って少し高いな...」と当初思っていたのですが、退職後によくよく考えてみると安いなと感じました。
理由は、期待以上のサポート体制と精神的に楽になったからです。
上司や同僚メンバーからの当たりが強くなり関係性も最悪な状態で、退職まで1ヶ月半過ごす地獄は嫌でしかたなかった....
あと入社して間もないこともあり、先輩方から手厚い教育サポートを受けていたのと、後任の方に引継ぎもせず退職したので”罪悪感”があったのも本音。
退職代行の申し込みから退職までの流れ
退職代行を利用するにあたって、申し込み方法〜会社を退職するまでの流れを解説していきますね。
大きな流れは下記の6ステップです。
退職代行で退職するまでの流れ
①利用する退職代行社を決める
②電話やLINEで相談する
③依頼が決まったら料金を支払う
④退職代行社からの連絡を待つ
⑤貸与物の返却や退職書類の提出
⑥退職関連の書類を受け取って完了!
①利用する退職代行社を決める
まずは自分で依頼する退職代行社を決めていきましょう。
記事の後半に、おすすめの退職代行社を載せていますので、参考にしてみてください。
②電話やLINEで相談する
退職代行社のホームページなどから申し込みが完了すると、業者から電話またはLINEで連絡が来ます。
基本的にはヒアリング形式で、個人情報や会社の情報・退職希望日や退職理由など聞かれて答えるだけ。
聞かれる内容(例)
・個人情報(名前や生年月日など)
・雇用に関する情報(雇用形態など)
・会社の情報(会社名や電話番号など)
・退職理由と退職希望日
・有給消化や給料関連の希望
・請求したい各書類関連(離職票など)
相談料は無料なのでご安心ください。もし、有料な場合は悪徳業者である可能性が高いのですぐにやめましょう。
③依頼が決まったら料金を払う
料金の支払いは基本的に前払い制です。
主な支払い方法
・銀行振り込み
・クレジットカード払い
退職代行社が料金の支払いを確認できたら、サービスを開始してくれます。
④退職代行社からの連絡を待つ
退職希望日に退職代行社が企業に連絡してくれて、その結果の連絡を待ちます。
必要があれば、有給休暇の取得や未払いの給料などを交渉するので複数回交渉をすることもあります。
進捗を逐一、業者が僕たちに連絡してくれるのであとは待つのみ。
⑤貸与物の返却や退職書類の提出
退職の交渉が終わったら、業者からあなたに「完了」の連絡がきます。
そして、会社から貸与されているパソコンや携帯電話など、会社に返却する必要があります。
郵送での返却になるので、直接会社に伺う必要はないのでご安心を!
⑥退職関連の書類を受け取って完了!
後日、会社から「退職に必要な書類」が届くので、それを受けっとたら完了です!
参考までに、退職時にもらっていた方が良い書類を下記にまとめておきますね。
退職時に貰うと良い書類
・離職票
・源泉徴収票
・雇用保険被保険証
・年金手帳(会社が保管している場合)
年金手帳の原本を会社に預けている場合は、返却してもらいましょう。ただコピー紙を送っている場合は、もらう必要はありません。
失敗しない退職代行社の選び方
退職代行は料金もそれなりにするので、失敗しないものを選びたいですよね。
退職代行を依頼したのに、「退職できなかった」「損害賠償請求をされた」など揉め事は避けて、穏便に退職したい。
退職代行を使って、揉め事もなく退職できた僕が思う「退職代行の選び方」について解説していきます。
良い退職代行の選び方
① 労働組合か法律事務所が提供しているサービスを選ぶ
②レスポンスが早い業者を選ぶ
③ネット上で口コミが良いモノを選ぶ
④オプションが少なく料金体系がわかりやすい業者を選ぶ
この4つのポイントに注意して退職代行会社を選ぶようにしましょう!
①労働組合か法律事務所のサービス
必ず労働組合か法律事務所が提供している(または連携している)サービスを選びましょう。
理由は、民間企業と比べて対応できるサービス内容の幅が広く、安心して利用することができるからです。
上図のように、依頼者の退職意思を伝えるだけでなく、給与の未払いや有給休暇の取得など”会社と交渉”してくれます。
裁判にまで発展するケースは稀ですが、もし不安な方は「法律事務所」をおすすめします。
もし民間企業で依頼して、裁判まで発展した場合、自分で弁護士を依頼する必要があるため労力もコストも高くなってしまいます。
② レスポンスが早い業者を選ぶ
一般的な基準として、退職代行会社は電話やLINEメッセージのレスポンスは早いものだと認識しておいてください。
もし1時間以上も既読や連絡がつかない場合は、その業者は避けるようにしましょう!
参考
24時間365日対応している業者で指定の時間帯のみしか対応していない会社もあるので、申し込む前に確認しておきましょう!
③ネット上で口コミが良いものを選ぶ
必ず申し込む前にネットで口コミを調べましょう。
方法としては、X(旧Twitter)やYahoo知恵袋やInstagramなどが良いと思います!
④オプションが少ない業者
オプションが少なく料金体系がわかりやすい業者を選ぶようにしましょう!
特に値段が安すぎる業者には要注意。「追加でオプションをつける必要がある」などややこしいからです。
おすすめの退職代行社3選
続いて、”退職代行選びで失敗したくない方向け”に僕がおすすめする退職代行サービスを厳選して3つご紹介します!
▼僕がおすすめする退職代行サービス▼
サービス名 | 料金 | 特徴 |
退職代行Jobs | 2.7万円〜 | 弁護士監修の退職代行×労働組合 |
退職代行カーディアン | 2.98万円〜 | 労働組合が運営 |
フォーゲル綜合法律事務所 | 3.3万円〜 | 弁護士の退職代行のパイオニア |
①退職代行Jobs
料金 | 2.7万円+2,000円(労働組合費) |
決済方法 | クレジットカード 銀行振込み コンビニ決済 現金翌月払い(Paidy) |
運営会社 | 株式会社アレス |
返金保証 | あり |
後払い | 可能 |
対応時間 | 24時間 |
公式サイト | https://jobs1.jp/ |
1つ目は、弁護士が監修しており、労働組合と連携している退職代行サービス「退職代行Jobs」。
基本料金2.7万円にプラスして労働組合費2,000円を支払えば、給与の未払いや有給取得に関する交渉などもしてくれます!
1番の大きな特徴は、退職が成功した後にお支払いができる「後払い」と退職までの無期限のサポートがある点。
これなら退職後でも安心して生活することができますよね!
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②退職代行カーディアン
料金 | 2.98万円 |
決済方法 | クレジットカード 銀行振込み |
運営会社 | 東京労働経済組合 |
返金保証 | なし |
後払い | 可能 |
対応時間 | 24時間 |
公式サイト | https://taisyokudaiko.jp/ |
2つ目は、労働組合が運営している「退職代行カーディアン」。
特に即日対応ができるため、「今すぐに辞めたい!」という方におすすめです。
なんと言っても、東京都労働委員会認証の合同労働組合が運営元であるため安心感が半端ないですよね。
しかも料金体系もシンプルで、一律29,800円でオプション料金もなし。
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③フォーゲル綜合法律事務所
料金 | 3.3万円〜 |
決済方法 | クレジットカード 銀行振込み |
運営会社 | フォーゲル綜合法律事務所 |
返金保証 | なし |
後払い | 可能 |
対応時間 | 24時間 |
公式サイト | https://enman-taishokudaikou.com/ |
3つ目は、弁護士の退職代行のパイオニア「フォーゲル綜合法律事務所」。
弁護士が対応してくれるのでサービス内容が幅広く、もしトラブルがあっても穏便に対処してくれます。安心感が半端ない。
また退職代行実績は1万円件以上で100%の成功率を誇っている点も素晴らしいですよね。料金プランが少し多いですが、無料相談時にあなたに合った最適なプランを提案してくれますよ。
YouTubeチャンネルもされているので、ぜひ覗いてみてくださいね!
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退職代行に関するよくある質問
Q:退職代行を利用したら、会社から損害賠償請求を受けませんか?
A
退職すること自体を理由に損害賠償責任を負うことは原則としてありません(民法第627条第1項後段)。それでも心配な方は、「弁護士」が在籍している法律事務所に依頼するのが良いです。もし請求された場合、民間企業であれば対応できませんが、弁護士であれば早急に対応してくれます。
Q:退職代行を利用しても、残っている有給休暇を消化できますか?
A
有給休暇は労働者の権利なので、退職時点で未消化の有給休暇があれば取得できます。
Q:退職代行を利用後、会社から本人宛に連絡が来ることはありますか?
A
結論、会社から直接連絡が来ることはありません。退職代行社に依頼して代理人を立てているので、もし何か用事がある場合は代理人経由で来ます。
Q:退職代行を利用後、会社からの貸与物はどうすれば良いですか?
A
依頼した退職代行会社から、返却方法など案内が来ます。郵送で返却できますよ。
Q:退職代行を使って退職することは、違法ではないのか?
A
結論、違法ではないです。ただし、民間会社が運営する代行サービスを利用する際は、職場との交渉ごとを依頼すると違法行為とみなされてしまいます。
万が一、交渉ごとが必要な場合は、法律事務所や労働組合が運営するサービスを検討してください。
Q:退職代行を利用すると、転職先にも知られる?
A
転職先に知られるケースはほとんどありません。退職代行会社も勤めていた会社もプライバシーを守らなければならないため公開しないです。ただ同じ業界や同じ職種であれば、人づてに知られるケースもあるので注意しましょう。
まとめ
今回は、僕の実体験をもとに退職代行を使ってみた感想やデメリット、失敗しない方法など徹底解説しました。
「退職代行を使って退職するなんて、無礼者だ!」と言う人がいますが、僕はそう思いません。
なぜなら、そこまで精神的に追い込んだ会社も悪いと思うからです。使う側は何も恥じる必要はないし、有効な手段の1つです。
「退職したいのに...」と不満を抱えたまま、身体的にも精神的にも限界を迎えて社会復帰が難しくなるリスクの方が避けたいですよね。
こちら側もちゃんと正規料金を払ってサービスを利用するので、自信を持って活用しましょう!
本記事を読んで、退職代行を使うか検討中の方に少しでも役に立てれたら嬉しいです!
それでは今回はここまで!ドロン!