・企業研究ってどうやるの?
・仕事も忙しくてめんどくさい...
・ライバルと差をつけたい!
こんな疑問や想いに応えていきます。
転職活動をするにあたって企業研究は欠かせないもの。入社後のミスマッチを防ぐだけでなく、面接選考の通過率を上げることにも繋がります。
重要であると分かっていても「企業研究ってめんどくさい...」と思われる方も多いと思います。実際に僕もの一人でした。
そんな方向けに本記事は下記のようにまとめました。
・企業研究をするメリット
・面接官から褒められる企業研究の方法
・忙しい方向け!効率的なやり方
本記事を読むことで、正しいやり方で企業研究をすることができ、効率的に転職活動を進めることができます!
質の高い企業研究ができれば、質の高い志望動機や面接対策もスラスラ作ることができますよ。
企業研究の目的は?
そもそも「なぜ企業研究をする必要があるの?」と思った方も多いはず。その結論は下記になります。
企業研究の目的
①企業とのミスマッチを防ぐため
②選考通過率を上げるため
この2つが企業研究をする目的になります。
転職活動は恋愛と同じで、「アタックする前にまずは相手を知ることが大事」。その方法が企業研究になります!
①企業とのミスマッチを防ぐため
企業研究をすることで、「思っていたのと違う...」のような入社後のミスマッチを防ぐことができます。転職活動で最も多い後悔の1つです。
ミスマッチが起きると早期離職をすることに繋がり、あなたの経歴に傷がつき、自由に就職することが難しくなってきます。
自己分析をして”自分のやりたいこと”や”パフォーマンスを発揮できる職場環境”がしっかり定まった上で、企業研究(相手を知る)ことを始めましょう。転職後でも楽しく働ける職場に出会える確率が一気に上がりますよ!
②選考通過率を上げるため
企業研究をすることで、転職理由や志望動機が作りやすくなるだけでなく、面接選考にも活かすことができます。
具体的には、「競合他社と比較して会社のどこに惹かれたか」など事前に情報収集しておくことで、面接官に好印象を与えることができます。
ネットでも載ってるような逆質問をしたり、情報収集不足による下手な回答をすると「志望度が低い...」とマイナス評価をされます。
企業研究のポイントとやり方
本題の「企業研究のやり方」を解説していきます。
企業研究をする際に意識してほしいポイントを下記にまとめました。
企業研究で大事なポイント
・事前に自己分析をしておくこと
・必ず業界研究を行うこと
この2つのポイントを事前にしておくことで、より質の高い企業研究を行うことができます。
大前提として企業研究は「ただ企業を調べ上げること」がゴールではありません。自己分析をして分かった”自身が描くキャリアビジョンは実現できそうか?”、”どの業務で自分の強みを活かすことができそうか”、”自分の経験とスキルで組織貢献できる部分は?”。この視点を持っておくことで、その後の面接対策や志望動機を作る時にスムーズに進めることができます!
また志望する業界全体の知識や動向を必ずインプットしておきましょう。その業界の市場規模は?将来性と取り巻くリスクは?業界内における志望企業の立ち位置などを把握した上で企業研究に移るようにしましょう!
企業研究のやり方【3C分析】
結論、企業研究は「3C分析」が1番おすすめ。このフレームワークを使うことで効率的に進めることができます。
3C分析とは、企業を「Customer(顧客・市場)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」の3つの切り口から分析する方法です。
3C分析とは?
- Customer
Customerの分析では、企業が属する市場の規模、成長性を考えます。同時に、顧客層の分析も忘れてはなりません。扱っている製品やサービスのデザイン、品質、価格などから特性を導き出し、どのような顧客層がいるのかを理解していきます。顧客層がわかると、顧客が求める製品・サービスの方向性も見えてきます。 - Competitor
Competitorで分析すべき事項は、志望企業の代表的な競合他社の企業名、強み・弱み、業績、戦略などです。業界に新規参入してきた企業や参入障壁の高低、代替商材の有無なども調べておくと、より企業理解が進みます。 - Company
Customer、Competitorでわかったことをもとに、志望企業の状況を把握していくのがCompanyの段階です。志望企業の強み・弱み、ブランド力、訴求できる顧客層、新たなビジネスチャンスの可能性、競合に対して有効な戦略などを分析していきます。
下記に3C分析で調べる具体的な内容をまとめました!
でもどうやって情報を収集すれば良いのか?
僕が個人的におすすめする情報収集サイトやツールを紹介していきますね。
企業研究に使えるサイト
企業研究で情報収集する際に使えるサイトを下記にまとめました。
ネット社会ということもあり、無料で便利なツールがたくさんあるのでぜひ活用してみてくださいね!
企業研究に使えるサイト
・企業のホームページ
・企業の決算資料やIR
・OpenWork(社員口コミ)
・ライトハウス(社員口コミ)
・ullet(企業の財務状況や業績)
・unistyle(就活生のES)
・銘柄スカウター(投資家に必要な情報)
企業のホームページだけでなく、現在働いている社員の口コミや退職した社員の口コミを確認できたり、投資家が使うツールを使えば事業内容や注力している事業、将来性やリスクなどわかりやすくまとめられています。
企業研究に関するよくある質問
転職活動の企業研究はいつから始めるべきですか?
A
自己分析→業界研究→応募する企業を絞る→書類選考通過後に企業研究をするようにしましょう。中途採用では、書類選考で志望動機を求められるケースが少ないため、企業研究は書類選考通過後で問題ないです。
企業研究はどこまでやるべきですか?
A
本記事の「企業研究のやり方」までできて、説得力のある志望動機が書ければOK!
企業のHP以外に企業研究で使えるサイトをまとめて教えてください!
A
社員口コミサイトの「OpenWork」と「ライトハウス」、財務分析「ullet」(上場企業のみ)、マネックス証券の「銘柄スカウター」、就活生のESが見れる「unistyle」がおすすめ!
まとめ
今回は、仕事で忙しい方向けに「企業研究のやり方」を徹底解説しました。
「少し面倒くさい...」と思うかもしれませんが、納得のいく転職活動を行うには必要不可欠。企業研究1つとっても他の応募者(ライバル)と差をつけれるので、しっかりやっていきましょう!
それと転職は内定を獲得することがゴールではありません。入社後理想としているキャリアを歩めている、活躍できていることが大事です!
皆さんの転職活動が上手くいくことを祈ってます!!