・新卒で入った会社を退職した
・第二新卒で有利な資格を知りたい
・未経験業界と職種に挑戦したい
こんな想いや疑問に応えていきます!
就活を頑張っても入社してみると「この会社何か違う...?」と違和感を抱いている方や「他にやりたいことができた!」と新しい気づきを得れた方など様々だと思います。
今回は、第二新卒向けにコスパ最強の資格を紹介します!
「退職してしまったから早く資格を取って就職したい!」「在職中に勉強して1年以内に〇〇業界に転職したい!」など、あまり勉強に時間を掛けれない方けど市場価値をしっかり上げたい方におすすめの記事です。
実際に僕は、新卒で大手通信業界に就職した後、社会人3年目で大手広告会社に転職成功させることができました。
Contents
第二新卒転職で大事なこと
まず本題に入る前に、「第二新卒転職で大事なこと」をお伝えします。
一般的な転職と違って、第二新卒の転職はポテンシャル採用(潜在能力な能力を重視した採用方法)です。社会人経験が浅く、専門的なスキルが備わっていなくても「この子はウチの会社で活躍してくれる素質・能力があるな」と判断されればOK。
つまり、幅広い選択肢があり、可能性に満ち溢れています。
そのチャンスを掴めるか・逃すかはあなた次第。もし第二新卒枠で入社した会社でも早期離職をすると、あなたの経歴に傷が付き、次の転職難易度はめっちゃ上がります。
①本当に転職は必要か?判断基準
まず転職活動に入る前に「本当に転職は必要か?」と自分に問いただしてみてください。
早期に会社に対して見切りをつけて、転職することは悪いことではありません。寧ろ貴重な20代の時間を無駄にしないためにも素晴らしい選択だと僕も思っています。
ただ以下の場合は、まだ転職活動をしない方が良いかもしれません。
転職をしない方が良い方
・人間関係に悩んで転職に踏み切ろうとする人
・福利厚生や条件面のみで判断している人
・将来のビジョンや計画を立てれてない人
会社の規模に限らず会社は組織である以上、人間関係のストレスは必ずあります。「この人めっちゃ苦手...」と思う方でも、接し方を変えてみたり模索してみましょう。
もちろんパワハラやセクハラ、精神まで辛くなるような状況であれば、すぐに会社の管理部や労働局に一報入れてください。それでも解決しない場合は、転職に踏み切りましょう!
それと将来のビジョンや計画を立てれていない人は転職は早いです。焦る必要はないので、在職中に社外の人と会ってみたり副業に挑戦して自分の新しい可能性を見出してみると良いでしょう。
転職はあくまでも「あなたが将来目指すキャリア」を実現するための手段に過ぎません。正解は自分の中にあるので、もう一度自己分析をして見つめ直してみましょう!
それと以下の場合は、転職活動に踏み切ってみても良いでしょう!
転職活動に踏み切って良い人
・今後なりたいキャリアが明確にある人
・いろんな手段を使って解決策を模索したが尽きた人
・成長を実感できず居心地が良い人
上司や会社の管理部などに相談して悩みを解決できなかった場合や、自分の理想のキャリアを会社で実現できないと判断した場合は転職に踏み切る事をおすすめします。
②資格取得はあくまでも”手段”に過ぎない
「難易度が高く良い資格を取得できたから転職できる」と思わないように。これは根本的に考え方が間違っています。
いくら難易度が高い資格を取得ができても、そこに自分の想いや将来のビジョンが無ければ理想の転職はできません。
僕が伝えたいことは、資格取得はあなたがなりたい将来像を達成するための手段に過ぎないこと。
例えば、”倒産が続出している中小企業の財務状況見直して社会に貢献したい!→日商簿記の資格を取得する”これが理想です。
僕と同じように明確にやりたいことがない方は、「とにかく年収を上げたい!20代で年収1,000万円を達成したい→市場価値の高い宅建を取得しよう!」と決断するのもアリです。
③資格なくても転職はできる
第二新卒は特に資格を持っていなくて転職はできます。
先述したように、第二新卒は”ポテンシャル採用”であるケースが多いので「入社後に資格を取得して欲しい」と企業は思っています。
また目指す業界によっては資格が不要なところもあります。金融業界などは資格を持っている方が採用時に優遇されますが、IT業界や人材業界などは資格は不要。
20代転職でコスパ最強な資格
本題である「20代転職でコスパ最強な資格」を紹介していきます!
その前にコスパ最強な資格の基準は以下のようになります。
評価基準
・難易度
・資格取得までの時間
・転職活動時の有利度
・今後の将来性
この4つの基準を用いて詳しく解説していきますね。
ちなみにですが、どれも勉強すれば誰でも取得できる資格です。受験勉強と違って、何度も試験に挑戦できるので長い目でコツコツ取り組んでみてください!
①TOEIC
難易度(TOEIC600点) | ⭐️⭐️⭐️・・ |
資格取得までの時間 | 3ヶ月~1年(個人差あり) |
転職活動時の有利度 | ⭐️⭐️⭐️・・ |
今後の将来性 | ⭐️⭐️⭐️⭐️・ |
※⭐️は5段階評価
1つ目は、英語能力をアピールできる「TOEIC」。ビジネスの場面で使える、英語のコミュニケーション能力や読み書き・リスニング能力などを図る指標となります。厳密には、資格ではないですが職務経歴書でアピールできる項目です。
外資系企業や海外に事業展開している日系企業を目指す方に特におすすめ。英語の文書で仕事をしたり、外国人とビジネスコミュニケーションをする企業や職種を目指す方は必ず取るようにしましょう。
一般的にTOEIC600点以上が英語力をアピールできるラインです。またTOEICの点数は、英語力だけでなく「この子は勉強ができるしコツコツ努力ができるな」と定性面で評価されることも多いです。
②ITパスポート
難易度 | ⭐️・・・・ |
資格取得までの時間 | 3ヶ月(個人差あり) |
転職活動時の有利度 | ⭐️⭐️・・・ |
今後の将来性 | ⭐️⭐️⭐️・・ |
2つ目は、ITに関する基礎知識を証明できる国家資格の「ITパスポート」です。国家資格にも関わらず難易度は低いためコスパは抜群。
IT系企業を目指す方におすすめの資格。対策学習では、企業活動・経営戦略・会計・法務といった知識も身に付くため、ITの知識が必須ではない部署への就職・転職でも役立ちます。
資格形式はマーク式かつ「合格率は50%」と他の国家資格と比べても高いため、IT初心者の方でも問題集を解いて対策すればOK。
ITパスポートを取得して、ITエンジニア職やIT企業の営業職から内定を獲得した方法を以下の記事にまとめてます。こちらも読んでみてね!
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③日商簿記
難易度(2級) | ⭐️⭐️⭐️・・ |
資格取得までの時間 | 3ヶ月〜1年(個人差あり) |
転職活動時の有利度 | ⭐️⭐️⭐️・・ |
今後の将来性 | ⭐️⭐️⭐️・・ |
3つ目は、日本商工会議所および各地商工会議所が実施する「日商簿記」です。
金融業界や経理職・税理士事務所を目指す方におすすめの資格。この資格の等級は3級~1級までありますが、転職市場で評価されるのは日商簿記2級以上です。
日商簿記で得られる知識ですが、1級は商業簿記や会計学、原価計算のレベルで大企業の経営管理や経営分析に活用できます。2級は、初歩的な原価計算をはじめ高校程度の商業簿記・工業簿記など、商工企業における経理担当者に必要な知識が得られます。
目指す業界や職種にもよりますが、転職活動時に必ず有利になる資格なので取得しておいて損はありません。
④中小企業診断士
難易度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
資格取得までの時間 | 1年〜3年(個人差あり) |
転職活動時の有利度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
今後の将来性 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
4つ目は、経営コンサルタントを認定する、日本で唯一の国家資格「中小企業診断士」です。中小企業の業務全般に関するアドバイスをおこなう、重要な役割を担います。
中小企業診断士の資格を取得することによって、企業経営に関連した知識が横断的に身につき、国に認められた経営コンサルタントとして活動できます。
経営コンサルタントや独立を目指す方におすすめの資格。難易度は高く、1次試験と2次試験を突破して合格する確率は4%前後になります。
⑤宅地建物取引士
難易度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️・ |
資格取得までの時間 | 1年~3年(個人差あり) |
転職活動時の有利度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
今後の将来性 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
5つ目は、不動産取引の専門家かつ国家資格「宅地建物取引士」です。よく「宅建(たっけん)」と呼ばれます。
建物や土地の売買・交換・貸借などの取引において、不動産の専門的な知識や取引経験をもたないお客様が損をすることのないように、公正な立場からサポートするのが宅地建物取引士の役割です。
不動産業界はもちろん、建設業界や金融機関、IT業界など様々な領域で、宅地建物取引士を求める声が高まっています。さらに独立をする方も増えてきています。
難易度は比較的に高く、合格率は15%~18%ほど。勉強時間も必要になりますが、一生活かせる資格です!
第二新卒転職を成功させるコツ
「第二新卒の転職で失敗したくない...」そんな方向けに、僕の実体験付きで転職攻略術をまとめた記事を紹介します。
何度も言いますが、第二新卒の転職は甘くはありません。なぜ一社目の会社を退職するのか、今後どうなりたいのかを明確にした上で、会社に在職しながら書類選考と面接選考の対策を行わなければなりません。
さらに入社できたとしても「やっぱり違うな...」と早期離職をすると、あなたの経歴に傷がつき今後の転職活動で不利になります。
「まだ20代だから何とかなるっしょ!」と思わないように。実際に僕は26歳までで独立も経験して3社ほど在籍していましたが、転職活動で苦戦しました。書類選考だけで100社以上落ちて、面接を受けれる機会も少なかったです。
「僕が転職活動でやって良かったこと・後悔したこと・失敗や成功体験」を以下の記事に全て詰め込みました。
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ぜひ、キャリアで悩んでいる方や転職活動で悩んでいる方に読んでもらいたいです!
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まとめ
今回は、第二新卒向けにコスパ最強な資格を5つ紹介しました。
コスパ最強な資格
①TOEIC
②日商簿記
③ITパスポート
④中小企業診断士
⑤宅地建物取引士
先述しましたが、資格取得は「あなたが将来就きたい仕事・なりたい像を叶えるための一つの手段」にしか過ぎません。
資格を取得すれば「大企業から内定をもらえる!年収上げれる!」と思わないように。知識とスキルが備わっていて、経験値がつくことで市場価値の高い人材になります。
仕事をしながら資格勉強をするのは億劫で大変かもしれませんが、10年後「あの時頑張ってよかったな」と言う日が必ずきます。体力もあり勢いのある20代のうちに取っておきましょう!
それでは今回はここまで!ドロン!