・学歴にコンプレックスがある...
・けど大手企業に行きたい!
・逆転する方法はある?
こんな想いや疑問に答えていきます!
「学歴が低いから大手企業に就職するのを諦める...」こんな方が多いと思います。
僕から言わせれば、非常にもったいない!低学歴でも大手企業に就職することができます。
実際に僕は学歴を自慢できない”偏差値48の私立大学”を卒業して、日本を代表する大手IT通信企業に新卒入社して、大手広告会社へ転職することにも成功しました。
学歴にコンプレックスがあっても、戦略的に就活や転職活動を行えば誰でも大手企業に就職することができます。
今回は僕の実体験をもとに、低学歴から大手企業に就職した方法を全て公開していきます!
本記事を書いている僕の簡単な経歴です↓
僕の経歴
・現在26歳(社会人5年目)
・京都の私立大学経営学部卒(偏差値48)
・最高年収900万円(本業540万円+副業360万円)
・新卒で大手IT通信企業に入社(在籍2年半)→中途で大手広告会社に入社(在籍5ヶ月)→web系フリーランスとして独立(1年)→中途で大手G金融会社に入社(現在)
補足すると僕は2020年卒の代です。学歴コンプレックスを抱えたまま就活を行い、大手企業に就職できました。
ですが、最初から順調に進んだわけではありません。何度も書類選考や面接選考が落ちて、その度に改善し続けました。
Contents
Fラン大学出身の僕が大手企業を目指した理由
そもそもなぜ低学歴の僕が大手企業を目指したのか?その理由は以下になります。
大手企業を目指した理由
①高年収に憧れたから
②福利厚生が充実しているから
③周りにチヤホヤされたいから
④キャリア形成に有利だから
この4つが主な理由です。ほぼ私欲のために目指しました笑
①高年収に憧れたから
大手企業=高年収というイメージがあり、どうせ長い時間をかけて働くなら年収が高いほうがモチベーションが上がると思ったからです。
それと自己分析をすると、アルバイトを掛け持ちして働きまくったり、時給が高いバイトに応募したりなど、僕は”稼ぎたい欲”がとっても強いことが分かりました。そのため、若いうちから稼げて成果を正当に評価してくれる企業風土が自分に合っている企業を目指しました。
また年収は業界によってほぼ決まります。なぜなら、業界によって利益率が異なるから。
年収が高い業界
・IT業界
・総合商社
・金融業界
・メーカー
・医薬品業界
・通信や電力などのインフラ業界
上記の業界は、他業界と比較しても平均年収が高い傾向にあります。
②福利厚生が充実しているから
一般的に、大手企業は福利厚生が充実している傾向があります。
例えば、住宅手当や借上社宅制度・年間休日が多い・各種手当が充実・フレックス勤務など、プライベートと仕事を両立できるような環境が整っています。
大手企業は稼ぐ力があり、従業員満足を高める風潮や社員の長期育成の意識が高いため、利益の一部を還元してくれます。
③周りにチヤホヤされたかったから
これは私欲なのですが、家族や親戚・友人から「すごいやん!」とチヤホヤされたいなと思ってました。まさに承認欲求の塊笑
それと当時は、島根県の田舎から関西の大学へ進学させてくれた親に「大手企業に入れたよ!」と報告したかった。それが親孝行であるか分かりませんが、「頑張ったよ!」と証明したかったんだと思います。
実際に大手企業から内定をもらったときに、同じ大学の友達にチヤホヤされてました。また偏差値の低い大学から大手企業の内定を獲得したことは珍しく、大学のキャリアセンターから「後輩のためにキャリアアドバイザーをしてくれないか?」と依頼されたこともあります。
④キャリア形成に有利だから
有名な大手企業に入ると、もし転職するとなった場合にも有利になると思ったからです。
大手企業は業務が細分化されていて、ベンチャー企業よりも裁量権は少ないかもしれませんが、伸びている業界や稼いでいる企業に入れば貴重な経験を積むことができ、市場価値を上げることができます。
また「どうやって利益を上げているのか?」「どうやって業務効率化をしているのか?」「優秀な社員や上司の特徴は?」など、必ず大手企業になった理由があります。その仕組みを肌で感じて、優秀な人材と一緒に仕事をすることで今後のキャリア形成に大いに役立つと思いました。
低学歴から大手企業に就職する方法
低学歴から大手企業に就職する方法は2つあります。
低学歴から大手企業に就職する方法
①新卒カードを使って就職する
②中途採用を狙う
難易度で言うと、中途採用を狙う>新卒カードになります。それほど大学生の就活は、チャンスが転がっているんです。
仮に新卒で大手企業に入れなくても、キャリアビジョンから逆算した上で1社目を選択して成果を出し、転職活動を頑張れば入れる可能性が高いです。
①新卒カードを使って就職する
何度も言いますが、新卒はポテンシャル採用のため潜在能力で評価されます。そのため、大手企業に就職できるチャンスは多い。
学歴が低くても、前章や後ほど共有する就活の戦い方や意識すべきことを行っていれば可能性あり。就職はご縁なところもありますが、ライバルは同年代の学生なので戦術を使えば優位に立てます!
あまり精神論は好きではありませんが、”根性”は大事。選考を重ねるとお見送り通知がたくさん届き精神的に辛い日々もありますが、自責思考で改善しながら前だけを見て進み続けてください!
②中途採用を狙う
仮に新卒で大手企業に入れなくても、就職先で目標を立てて実績を積めば誰でもリベンジできるチャンスはあります。
中途採用は採用枠も少なくライバルも多いため難易度は上がりますが、転職活動の攻略術を身に付ければ可能性大アリ。ただ転職活動の攻略術を身につければ「大手企業に就職できる!」とは思わないでください。
キャリアビジョンから逆算して、自分が目指す方向性を決め、就職先で成果を出して「やり切った!学びきった!」と思うまでやりましょう。転職活動は、企業に自分を売り込む営業活動でもあります。アピールできる材料を何個も作っておきましょう!
以下に中途採用で大手企業を狙う方法をまとめました。
中途採用で大手企業を狙う方法
・志望する企業の求めるスキルや経験などを求人票で確認しておく
・職務経歴書を作って定期的に更新する
・転職エージェントに登録して自分の市場価値を常に知る
・転職サイトに登録して定期的に求人票をみる
・現職でやり切ったと思うまで成果を出し続ける
・スカウト型の転職サービスに登録して市場価値を知る
”転職を視野に入れながら、現職で成果を出すこと”これに尽きます。
転職サイトや転職エージェントを活用することで、狙っている大手企業が求めるスキルや経験がわかるので、逆算して仕事にも取り組めます。さらに、自分の能力値をエージェントが客観的に測ってくれるのでおすすめ。転職市場も経済によって大きく左右されるため、いつでもチャンスを掴めれるよう登録しておきましょう!
以下記事に僕がおすすめする転職サイト・転職エージェントと転職本をまとめました。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
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Fラン大学生だった僕が新卒で大手企業に就職した方法
続いて、Fラン大学から新卒で大手企業に就職した方法を実体験をもとに解説していきます。
ここで紹介するのは、過去を振り返って「〇〇やって良かった!」と思うことのみ挙げています。
やって良かったこと
①早い時期から就活を始めた
②誇れるガクチカを作った
③成果主義の企業を狙った
④インターンに積極的に参加した
⑤自分の強みやキャリアを明確にした
⑥就活に本気で取り組んでいる人と絡んだ
⑦選考対策を徹底した
これから就活や転職活動を頑張る方の参考になればと思います!
①早い時期から就活を始めた
一般的に就活を始める時期として大学3年の2月〜3月ですが、僕は大学3年生の5月に就活を始めました。卒業に必要な単位もしっかり取れていて、就職を意識し始めたからです。
ちなみに僕は2020年卒の代で、当時は早期選考が流行り出した時期。ですが、周りで早期で就活している方は1割も満たなかったと思います。2024年の今となっては、早期に就活を始めるのが当たり前になってきてますよね。
僕が思う”就活を早期に始めるメリット”は以下になります。
早期に始めるメリット
・特別な選考ルートで受けれるチャンスが多い
・自分に足りないスキルを見つけることができる
・優秀な同学年の友達ができる
・選考対策に時間をかけれる
などなど、とにかくメリットしかないと思います。焦ることなく自分のペースで就活を進めることができました!
②誇れるガクチカを作った
ガクチカとは「学生時代頑張ったこと」の略称。就活の面接で必ず聞かれる質問の1つです。
僕のように学歴コンプレックスがある方は、このガクチカで他の就活生と差別化を図る必要があります。高学歴の学生に学力で劣っているかもしれませんが、”ビジネス観点”で取り組んだエピソードがあれば強い武器になります。
新卒採用は、学生の潜在能力を見極めるポテンシャル採用。そのため、働いた経験やビジネス経験のエピソードがあると、採用側も「入社後活躍してくれそう!」とイメージしやすく高評価を得やすいです。
ちなみに僕が就活前に作ったガクチカは以下になります。
僕のガクチカ
・アパレルで個人目標を常に達成し続けた
・アメリカへ半年間ほど語学留学とビジネス研修をした
・中小企業で売上を上げる戦略を考えた
・居酒屋のバイトで後輩の離職率を下げた
などなど、サークルに入っていなかった僕はアルバイトなどの校外活動のエピソードを武器にしました。材料が集まると、あとは面接官へ論理的に説明するだけ。
ここで大事なのは「なぜそれに取り組んだか?」目的や取組背景を必ず持つこと。例えば、僕がアパレル販売のバイトをした理由は「苦手だった営業力」を身につけるためです。最初のキャリアは営業からスタートしよう!と何となく思っていたため、苦手克服のために販売経験を積みました。
このように目的や背景を持って取り組み、面接官にそのまま伝えると「この子は逆算して目標を達成できる子だ。向上心も高そう」など高評価してくれます。
③成果主義の企業を狙った
応募する企業を「成果主義の企業風土がある」点に絞りました。
理由は、若いうちから稼ぎたかったことと、成果主義の会社は学歴を気にしない会社が多い傾向にあると思ったからです。
成果主義とは?
「成果や成績のみで評価を下すシステム」のことです。 年齢や学歴、勤務年数などを一切考慮せず、従業員の昇給や役職について決定する要素は、評価期間内の仕事の成果のみという、とてもシンプルなシステム。対義語は、「年功序列」。年齢や勤続年数で賃金が上昇していく長期雇用を前提とした賃金制度。
これに関しては情報収集を頑張りました。社員の口コミサイト「OpenWork」や企業説明会、OB訪問などを通じて把握することができました。
また、業界によって「成果主義の企業が多いか否か」大きく分けることができます。もちろん同業界でも企業によって異なります。以下は個人的に成果主義が多い業界と年功序列の傾向が多い業界を並べてみました。
上図の業界はほんの一例です。
日系企業の全体的な傾向として、「年功序列を廃止して成果主義へシフトする」企業も増えてきましたが、まだまだほんの一部に過ぎません。
④インターンに積極的に参加した
僕は大学3年の夏から積極的に企業が開催するインターンシップに参加しました。インターンシップとは、学生が興味のある企業などで実際に働いたり、訪問したりする職業体験のこと。
僕がインターンに参加した目的は以下になります。
インターンに参加した目的
・企業風土を確認できる
・入社後のミスマッチを防げる
・学校が違う就活友達を作るため
・特別な選考ルートで本選考に進める
この4点が主な目的です。特にインターンシップに参加すると、特別な選考ルートで本選考に進める可能性が高いです。
実際に僕は、大手企業のインターンシップに参加して特別選考(書類選考免除・一次面接免除)ルートに進み、内定を獲得することができました。その会社が僕が新卒で入社した大手IT通信企業です。
⑤自分の強みやキャリアビジョンを明確にした
キャリアビジョンとは、人生や仕事において自分がなりたい将来の姿のこと。 現在から予測できる将来像ではなく、「こういう風になりたい」と思う理想の姿を指しています。
会社は自分が想い描くキャリアビジョンを叶える1つの”手段”に過ぎません。今後、自分が「こんな生活をしたい、成し遂げたい」など定めて、そのゴールから逆算して会社を選ぶようにしました。
またキャリアビジョンや自分の強みは必ず面接で聞かれる質問なので、事前に作っておきましょう!
自分の強みやキャリアビジョンを明確にできる自己分析方法を以下の記事にまとめているので、参考にしてみてくださいね。
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第二新卒で大手企業に就職できた方法
続いて、第二新卒で大手企業に就職した方法を僕の実体験をもとに解説していきます。
僕は25歳(社会人3年目)の時に初めて転職活動を行い、大手広告会社から内定を獲得。そのまま就職することができました。
「職歴に新卒で入社した大手企業の社名を書けたからでしょ?」と思われるかもしれませんが、ぶっちゃけ関係ありません。社会人経験が浅くスキルが未だ未熟な第二新卒は、ポテンシャル採用の要素が大きいので職歴は関係なし。
結論、第二新卒で大手企業に就職する方法は以下になります。
第二新卒で大手企業に就職する方法
①第二新卒を積極的に採用している企業を狙う
②短期間でも現職で成果を出す
③選考対策を徹底して行う
この3点を意識してください。それぞれ詳しく解説していきますね。
①第二新卒を積極的に採用している企業を狙う
まず1つ目は、「第二新卒歓迎・応募可能」と求人票に記載している企業を狙って、選考を受けてみてください。
闇雲に大手企業の中途選考に応募しても受かる確率は低いです。基本的には、中途採用は”即戦力人材のみ採用する”と定めている企業が多いです。そもそも第二新卒を受け入れているか否かをまず知る必要があります。
でも「どうやって第二新卒を募集している企業を探すの?」と思いますよね。
その方法は簡単。リクルートエージェントやdodaに登録して、担当エージェントに依頼すること。それか、求人検索のこだわり条件「第二新卒歓迎」にチェックマークを入れるだけ。
登録自体はすぐに終わるので、ぜひ登録してみてくださいね。登録後、エージェントから「面談しませんか?」と電話が来るので、受けてみてください。自分のキャリアや希望する条件に合った求人を紹介してくれますよ!
②短期間でも現職で成果を出す
2つ目は、在籍期間が短くても現職の仕事でしっかり成果を出すこと。
第二新卒に明確な定義はありませんが、恐らく新卒で入った会社の在籍年数は1年~5年未満で転職を検討している方が、この記事を読んでくれていると思います。
誰でも大手企業に入れるチャンスはありますが、他の候補者と”差別化”を図らないといけません。第二新卒の就活は、他の候補者(ライバル)と少ない採用枠を争う形になるので”自分のアピールポイント”をうまく伝えれないと選考に落ちます。
決して「営業成績NO.1獲りました!」などの成果を出した方が良い。というわけではありません。自分の強みを活かして会社に貢献できたこと、周囲を巻き込んだ経験などエピソードを作るように心がけてください。
③選考対策を徹底して行う
3つ目は、選考対策を徹底して行うこと。
転職活動は新卒時の就活とは全く違います。就活時のライバルは同じ学生でしたが、転職活動は現役で働いているビジネスマンや経験値豊富・スキル高い人材と少ない採用枠を争います。
でも安心してください。僕の実体験をもとに転職活動の攻略法をまとめました。下記の記事を参考にすれば、確実に選考通過率を上げることができます!
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第二新卒でおすすめの資格
第二新卒が転職活動を始める前にとっておくと良い資格を紹介します。
以下記事に詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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第二新卒で資格を取ることか良いか否かは人によって違います。
就職してから資格取得を促す会社もあるので、事前に社員の口コミサイト「OpenWork」を確認したり、希望する業界・企業に精通する転職エージェントに相談することをおすすめします。
まとめ
今回は、学歴コンプレックスを抱えている方向けに僕が「Fラン大学から大手企業に就職した裏技」を話していきました。
決して”大手企業に就職すること=成功”ではないです。自分が将来やっていきたいこと、やりがいに感じることを叶える手段として”転職”があります。
転職の目的を履き違いないようにしてくださいね!
ただ一つの目標として大手企業に就職することを目指すことは、とても良いことだと思います!あなたの転職活動が成功しますように!
それでは今回はここまで。ドロン!