・転職エージェントって怪しい?
・裏事情を知っておきたい...
・悪い転職エージェントの特徴は?
・何で無料で使えるの?
こんな疑問や想いに応えていきます!
結論、転職エージェント界隈の裏事情と闇は深く、利用する前に知っておく必要があります。「親切だから」という理由だけで、あなたの人生に大きく関わる転職の支援を任せるのは危険。
気づかないまま不誠実の転職エージェントに支援をしてもらうと、あなたの可能性を最大限活かせず、転職活動に失敗することも。。
でも安心してください。本記事を読めば、「悪い転職エージェントであるか否か」見極めることができます。
・転職エージェントの裏事情と闇
・悪い転職エージェントの特徴
・良い転職エージェントの特徴
・僕がおすすめする転職エージェント
などなど、これらについて徹底解説していきます!
先にお伝えますが、私は転職エージェントを活用して転職活動を進めることをおすすめしています。孤独な転職活動にサポーターがいることは心強いですし、選考対策などもしてくれて内定獲得率を格段に上げることができるから。
実際に僕も転職エージェントを5社ほど使って、大手広告会社・大手G金融会社のホワイト企業に転職に成功することができました。
Contents
転職エージェントとは?
転職エージェントとは、転職を希望する僕たちに転職のプロであるアドバイザーが1人付いてくれて、転職活動をサポートしてくれる存在のこと。
利用料は無料で、経歴や経験値・スキルを加味して自分が希望する条件に合った求人を個別に紹介してくれるだけでなく、書類添削や面接対策など選考対策もしてくれます。
転職エージェントを利用することで、以下のようなメリットがあります。
ポイント
・書類応募の時に推薦状も付けてくれる
・書類添削や面接対策もしてくれる
・年収などの条件を代わりに交渉してくれる
・面接の日程調整をしてくれる
・選考に落ちた理由を企業に聞いてくれる
などなど、効率的に転職活動を進めることができます!
実際に僕も転職エージェント経由で転職を成功することができました。面接が苦手でしたが、何度も模擬面接をしてくれたり、選考を受ける企業の過去問を共有してくれたおかげで苦手を克服。
転職サイト経由では書類選考が落ちた企業でも、エージェント経由で推薦状を付け加えて応募すると”通過”できました。このようにメリットはたくさんあります!
転職エージェントの裏事情
続いて、転職エージェントの裏事情を下記の順に解説していきます!
裏事情まとめ
①無料で使える理由
②スカウトメールを送ってくる理由
③転職を急がせる理由
④担当者のレベルに差がある
⑤転職エージェントのノルマ事業
⑥希望していない求人を送る理由
⑦エージェント経由の方が内定率が高いのか?
実際にエージェントを利用してみて、「無料で使えるのに何でこんなに親切にしてくれるの?」と思ったことないですか?
実はこれには深い裏事情があるんです。必ず理解した上で、サービスを活用するようにしましょうね。
①無料で使える理由
なぜ転職エージェントは無料で使えるのか?
結論、企業から報酬をもらっているからです。具体的には、転職エージェントの利用者が転職に成功すると、入社した企業側から転職者の想定年収の約30%〜35%支払われる仕組みになっています。
例えば、想定年収500万円で企業に転職する場合、約175万円の報酬を転職エージェントは企業から貰えます。ビジネスモデルについては下図を参考にしてみてください!
なので「無料で使えるから怪しい...」と思う必要はありませんよ!
転職支援者の想定年収が高ければ高いほど転職エージェント側も儲かるので、積極的に年収交渉を企業側にしてくれます。つまり味方になってくれる。
また、もし支援した求職者が新しい転職先で早期離職した場合、報酬額の数十%を企業側に返金しなければいけません。転職エージェントは、求職者と企業側とのミスマッチを防ぐ努力も必要なんです。
②スカウトメール送ってくる理由
転職サイトに登録すると「企業以外から大量のスカウトが届く...」と迷惑に思った方も多いのではないでしょうか。特にビズリーチやdoda・リクルートダイレクトスカウトに1度登録すると、毎日のように通知が届きます。
結論、転職エージェントは求職者を多く集めることで売上に繋げることができるからです。転職成功させた数が多ければ多いほど企業から報酬はもらえるので、求職者を集めたいのは当然ですよね。
また個人ノルマとして「スカウトの送信数・返信数」が課さられるのも理由です。例えば「1日に50通スカウトを送れ!」という方針がある会社もあります。
ここで注意すべき点は、適当にスカウトメールを送ってくる転職エージェントが多いということ。エージェントも忙しいので、一人一人丁寧に送れません。テンプレを作って「法人営業3年経験している20代全員に送る」というようなフィルターを使って大量送信しています。
なので、受け取った情報を鵜呑みにせず、どのエージェントを利用するか精査する必要があります。以下に注意すべき点や意識すべき点をまとめました。
注意すべきこと
□自分のスキルや経歴に合った内容か
□転職支援実績に自分が狙っている業界があるか
□転職支援実績として支援者満足度が載っているか
□自分たちの強みを明記してあるか
□自分の経歴や経験業務を見てくれているか
このチェックリストを全て満たしているスカウトメールであれば、応じても満足度が高い支援を受けることができると思います。
③転職を急がせる理由
求職者に対して「なるべく早く転職できるようにしましょう!」と言ってくるエージェントも多いです。
これは個人ノルマの達成が1番の理由でしょう。また対応できる求職者数に限りがあるので、回転率を良くするためにも早めの転職を促してきます。
転職活動は焦ったり急ぐ必要は一切ないので、無視してOK。マイペースでやっていきましょう!
④担当者のレベルに差がある
転職エージェントに勤めている人の経験値や知識量に個人差があり「大丈夫かな...」と不満を抱くこともあるでしょう。
これは仕方ない部分もあります。新卒で入った社員で入社歴が浅い人もいれば、ベテランもいます。また人間同士なので「なんかこの人と合わないな..」と感じることも多々あります。その時は、すぐにエージェントを変更するように申請しましょう!
⑤転職エージェントのノルマ事情
転職エージェントの個人目標(ノルマ)事情について、気になったことはありませんか?
以下によくあるノルマ事情についてまとめてみました。会社によって報酬体系や人事評価が異なるため、あくまでも一例です。
個人目標(ノルマ事情)
・スカウト送信数
・求職者の担当数
・担当している求職者の応募数
・転職成功者数
このように年間・月間の目標値が決まっています。職種としては営業になるので目標(ノルマ)はどの会社でもあります。
この個人目標を達成するために、あらゆる手段を使って接してくる会社もあります。希望に沿わない求人を大量に送りつけて「全て応募しましょう!」や「あなたにはこの会社は難しいので、〜にしましょう!」と内定獲得がしやすい会社を紹介してきたりなど、不誠実な対応をしてきます。
⑥希望していない求人を送る
僕たち求職者が希望していない業界や職種・待遇条件の求人票を送ってくることもあります。
理由は、「個人目標の達成のため」か「求職者の可能性を広げるため」のどちらかです。
前者であれば、比較的に入社難易度が低く内定を獲得しやすい求人を送って選考に進めさせようとしてます。後者であれば、善意であることが多いでしょう。「あなたの経歴やスキル・経験値であれば、〜の業界や職種・レベルの高い企業に挑戦できる!」というような場合もあります。
⑦エージェント経由の方が内定率が高い?
「転職エージェント経由の方が内定獲得率が高いの?直接応募の方が熱意が伝わって良さそう...」と思った方が多いのではないでしょうか。
これに関しては、企業によって異なるので「わからない」が答え。
ただエージェント経由だと書類通過率が高くなる可能性が高いです。企業から「〜のような人材が欲しい!」と依頼を受けており、それにマッチした求職者を紹介するので通過率が高くなります。
さらに、過去問の共有など面接選考対策も行ってくれるので準備万端で選考に臨めるので、自分で調べて対策するより内定獲得しやすいでしょう。
実際に僕もdodaやリクルートエージェント経由で応募した企業の書類通過率は低かったけど、中小の転職エージェント経由で応募すると通過率は格段に上がりました。
悪い転職エージェントの特徴
では、具体的に悪い転職エージェントに共通する特徴とは何か?について解説します。ここで言う”悪い”とは、”不誠実”であることを定義します。
下記に5つの特徴をまとめてみました。前章の”裏事情”を理解した上で読み進めてみてくださいね。
悪い転職エージェントの特徴
①希望しない求人ばかり送ってくる
②偉そうな態度をとる
③レスポンスが遅い
④選考対策やフィードバックが雑
⑤希望条件のみ聞いてくる
これら全て僕が転職活動時の体験談でもあります。
自分に合った転職エージェントがなかなか見つからず、何度もスカウトメールに応じたり転職サイトに登録してきました。その結果、良い転職エージェントと悪い転職エージェントを見極める目を養うことができました笑
①希望しない求人ばかり送ってくる
転職エージェントに登録すると、必ず希望業界や職種・待遇条件を聞いてくれる初回面談があります。その時にお伝えした条件と全く異なる求人を大量に送りつけてくることがありました。。
僕はITや金融・メーカーを希望していたのですが、不動産や人材業界・WEBマーケ業界の求人が届いたんです。理由を尋ねると「ゆまさんの経験なら挑戦できます!しかも年収アップも狙えますよ!」の一点張り。
僕は「不動産・人材・WEBマーケ業界は離職率が高く人手不足の業界。通年で大量採用を行っており、比較的に入社しやすいからでは?」とすぐに感づきました。
明らかなに”不誠実な対応”ですよね。新しい可能性を見出してくれて「〜業界にも挑戦できますよ!」と明確な理由もあって、真摯に提案してくれれば良いのですが、、、
②偉そうな態度を取る
意外と思うかもしれませんが「常に上から目線で言動も偉そう...」という転職エージェントもあります。数は少ないですが、少し知名度がある会社でも居ます。
社名は言えませんが、初回面談の際に「ゆまさんの経歴とスキルでは無理ですね。目指すのはやめた方が良いです!」と強い口調で言われました。はっきり言ってくれるのは有り難いですが、理由もなしに言われると腹が立ちました笑
未経験業界や未経験職種に挑戦する時は、どうしても転職エージェント側の方が知識量が勝り、僕たち求職者側が不利な立場になります。「なぜその業界を目指すのか?」丁寧にヒアリングてしてくれて、「なぜ応募が難しいのか?」真摯に答えてくれるエージェントを選びましょう。
③レスポンスが遅い
メール返信や電話の折り返し、依頼した用事の対応スピードが遅い転職エージェントは避けた方が良いです。
なぜなら転職活動をスムーズに進めることができないからです。僕たち求職者側は、本業の仕事をしながら転職活動をしているので忙しいですよね。
彼らも営業マンなので「レスポンスを早くする」と言うのは心がけているとは思います。もし日を跨ぐような遅さであればアウト。遅くても進捗を定期的に連絡してくれるエージェントであればOK。
④選考対策やフィードバックが雑
模擬面接・書類添削や選考後の振り返りが雑な転職エージェントは避けるようにしましょう。
もしエージェント経由で企業に応募して、面接に落ちた場合は必ず「なぜ落ちたのか」企業から報告がきます。それを応募者に伝えてこないのは不誠実ですよね。エージェント経由で応募した意味がありません。
⑤希望条件のみ聞いてくる
初回面談の時に、希望する業界や職種・待遇条件のみを聞いてくるエージェントは要注意。一見、良いと思うかもしれませんが大事な部分が欠落しています。
それは、求職者の「過去の経歴・キャリアの思考性・キャリビジョン」などを聞いていない点。”求人を紹介する”だけが転職エージェントの仕事ではありません。求職者に寄り添って、今後なりたい像を達成できる手段を提示するのが本来の仕事。
可能性の幅を広げてくれたり、最適なキャリアプランを提示してくれるエージェントが良いですよね。
良い転職エージェントの特徴
続いて、僕が個人的に思う良い転職エージェントの特徴を5つ紹介していきます。
良い転職エージェントの特徴
①ヒアリングが丁寧
②選考対策と選考後のフォローが手厚い
③希望に沿った求人の案内がある
④業界・職種の知識が豊富
⑤レスポンスが早い
上記5つ全てに当てはまるエージェントは良質なサービスを提供してくれています。
とはいえ「どの会社が良いの?」と迷いますよね。僕が使ってみて良かった転職エージェンを以下の記事にまとめています。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
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では、それぞれの特徴について詳しく解説していきますね。
①ヒアリングが丁寧
初回面談や選考後のフィードバックの時にヒアリングが丁寧なエージェントはとても良いです。
希望職種・業界・待遇面だけを聞くのではなく、「キャリアの思考性や今後のキャリアビジョン、今までどんな軸で意思決定してきたのか。」など過去に遡って、求職者を深く知ろうとしてくれるエージェントを選んでください。
最適な求人を紹介してくれますし、客観的に自分のことを分析してくれるので、自己分析に役立ちます!
②選考対策と選考後のフォローが手厚い
書類添削や模擬面接・過去問や面接の傾向などを、選考前に一緒に対策してくれるエージェントを選ぶようにしましょう。
僕の実体験ですが、選考前にしっかり対策してくれる会社は少ない印象。企業からの合否結果と落ちた理由や通過した理由のフィードバックは当たり前だと思ってください。それすらもないエージェントもごく稀にいます。
エージェントがしてくれる選考対策
・職務経歴書と履歴書の添削
・企業の面接傾向や過去問の共有
・本番を想定した模擬面接
・選考後の振り返り
とは言っても、自分から「模擬面接をしてください!」と依頼するくらいの姿勢は大事です。「やってもらって当たり前」と思わないように。
彼らも多くの求職者を抱えているので忙しいです。積極的に活用するようにしましょう。
③希望に沿った求人の案内がある
自分が希望する職種や業界・年収などに沿った求人を紹介してくれるエージェントを選ぶようにしましょう。
エージェントを利用する前に自己分析をして、自分のキャリアビジョンや強み・希望する条件などを明確にしてください。そして本心や本音を伝えるよう意識しましょう。ここの軸がブレていると、エージェント側が紹介してくれる企業選定もブレます。
④業界・職種の知識が豊富
転職エージェントにも新人・中堅・ベテランの社員が混じっていて、業界知識や職種知識に個人差があります。
希望する業界や職種が固まっている場合は、その業界・職種に特化したエージェントや担当者を選ぶようにしましょう!その業界に精通しているため、転職の成功事例や最適なキャリアプランなどより具体的に相談に乗ってくれます。
数ある転職エージェントの中で、僕がおすすめしているのは「JACリクルートメント」。
人材業界の中でも数少ない”両手型”のビジネスモデルを採用しています。両手型とは、企業と転職希望者の両方を同じアドバイザーが担当するタイプの転職エージェントのこと。つまり、担当している企業に人材面での経営コンサルをしつつ、マッチしている求職者に対してもアドバイザーとしてついてくれるため、業界知識と職種の知識が豊富。
実際に僕が使ってみた感想を以下の記事にまとめています。ハイクラス層向けのサービスですが、誰でも登録できるので安心してくださいね。
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⑤レスポンスが早い
必ずレスポンスが早いエージェントを選んでください。効率良く転職活動を進めることにも繋がります!
初回面談の日程の調整や依頼した求人の紹介などなど、レスポンスが早いエージェントは優秀な傾向にあります。
再掲になりますが、僕が個人的に使って良かった転職エージェントを以下にまとめています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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転職エージェントに関するよくある質問
はてな
「何がしたい」とか具体的に決まっていないのに利用しても良いの?
A
良いです!エージェントの方と一緒にキャリアの棚卸をしたり、スキルや経験を客観的に見てもらった上でアドバイスをもらえますよ!
はてな
担当を自由に変更することはできますか?
A
できます!「この人合わないな...」と思ったらすぐに担当変更申請を転職サイトにて行ってください。
はてな
転職エージェントは何社くらい利用していましたか?
A
僕は5社のみ利用していました!総合求人型のdodaとリクルートエージェントや業界特化型の中小エージェント、地域特化型のエージェントに分けて利用していました。
はてな
転職サイトに登録した後、初回面談で何を聞かれますか?
A
主に転職を検討している理由やこれまでの経歴、希望する業界や職種、希望する年収などを聞かれます!大体30分~40分で終わりますよ。
はてな
エージェントのサービスの流れを知りたいです。
A
転職サイト登録→担当者から初回面談の日程調整→面談→選考のフォロー→内定後のフォローのような流れが一般的です!
まとめ
今回は、転職エージェントの裏事情と闇を暴露した後に見極めるコツも公開しました!
さらに悪いエージェントと良いエージェントの違いも分かったと思います。
基本的には、エージェントは僕たち求職者の味方です。ただ一部、不誠実な対応してくる方もいます。それに注意すればOK!
孤独との戦いでもある転職活動にサポーターが居てくれた方が安心ですよね。そして何よりも、忙しい日々でも効率よく転職活動を進めることができます。
以下は僕が転職を成功させたいあなたにおすすめする記事です。こちらも併せて、読んでみてくださいね!
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それでは今回はここまで。ドロン!